キディ・ガーランド #08: Gソサエティ

第7話 あこがれの2人から本格的にストーリーが動き出した感のある、キディ・ガーランド。今回はインターミッション兼敵対勢力となるかのように見えるGソサエティの描写回。もっとも、前作を知らないとこの辺は判らないかも。

ざくっというと、前作の話の根幹は地球人類が宇宙に乗り出した時、持つ者と持たざる者に分かれてしまったのが根幹。財産を持つ者はノーヴルズを名乗り、多額の費用をかけて地球とほぼ同環境にテラフォーミングした惑星に居住した。そして、持たざる者はテラフォーミングに費用をかけられないため自分たちの肉体の方をナノマシンで調整した。

しかし、銀河経済の過半はノーヴルズが独占し、庶民はそのお零れしかもらうことを許されなかった。そして、ノーヴルズと庶民の間の確執は頂点に達し、その中ノーヴルズはデュカリオン事件 (地球人事件)を起こしてしまう。これは、ノーヴルズの誇りの象徴たる地球ごと運べる巨大船であり、しかも銀河経済の前提たるワープゲイト網を破壊する機能を持った代物。この計画が露見し全銀河規模の革命が勃発、ノーヴルズはその権益の全てを失い没落した。

Gソサエティは言ってみれば、その没落したノーヴルズの残党でノーヴルズの復権をもくろんだ結社のように見えた。当然、GOTTの思想を継承したGTOとは相いれない組織。なぜなら、かつてのGOTTの理念は銀河に住む全ての人のためのものだから。決して、貴族を気取る者のためのものではないので。

ざくっというと、前作とのリンクが見え、主人公たちの置かれた状況が見えた回だと思う。惜しむらくは前作を見ていないと構図が見えづらいこと。

キディ・ガーランド ぴゅあ (1) (角川コミックス・エース 247-1) キディ・ガーランド ぴゅあ (1) (角川コミックス・エース 247-1)

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