ソードアート・オンラインⅡ マザーズ・ロザリオ

本作品の場合、個々の話数を個別に語るよりも、各エピソード単位で騙るべきだと思うので一まとめで。基本的なものというのはたぶん以下の物

  • ユウキ
  • アスナと母親
  • 茅場

基本線はユウキという一人の人間の生き様が根幹にある。そして、ユウキの事跡がアスナを成長させ母親との関係を動かしていく。この話が基本線にあり、そしてその場を作ったのが茅場である。
フェアリーダンス篇がある種、VRMMOの闇を写すなら、マザーズ・ロザリオ篇は光を写している。技術には光と闇の二面が存在することが多い。特にVRMMO、そしてその根幹たるBMIには。
フェアリーダンス篇とマザーズ・ロザリオ篇がセットで作中におけるVRMMOの今を語るなら、アインクラッド篇はVRMMOの過去を語り、そしてアリシゼーション篇はVRMMOの未来を語ると言えるかもしれない。
茅場はアインクラッド篇での位置づけゆえに悪人と捉えられることが多いが、根本的には狂人ではあっても悪人ではない。もちろん、アインクラッド篇のそれは大量殺人としか捉えられ得ないが。
その意味では、陳腐な言い方ではあるが、VRMMOは使い手によって善にも悪にもなり得る。須郷伸之のような人間が用いれば悪魔の死神と化すのである。そして、須郷の悪意は続くアリシゼーション篇でも害悪をまき散らすことになる。
マザーズ・ロザリオ篇最終話において、ユウキの旅は一つの終焉を迎えた。一般的に言えば、最期は現実世界でになるのかもしれないが、彼女にとっては仮想世界こそが現実であり、現実は火宅ですらなかったのかもしれない。だとすれば、アスナの行動はユウキの思いにかなうものであろうと思う。
本稿はやはり、この言葉で締めくくろう、Goodbye Yuuki

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